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うーん!!!
毎度似たようなことを書いてる気がするんですが、今度もはじめちゃんのことです。
モヤリモヤリーーと!!! はじめちゃん、嫌いじゃないんですけども、ひたすらモヤっとする。ひっかかる。気になる。
考えたはいいけど後に的外れだと知っても泣かない。的射てたら喜ぼう。
はじめちゃんは確かに広い視野・別の視点を持ち込んでいて、新たな可能性やプラスの可能性を広げるのに一役かっているんだけど、
ただ、それは偶然というか、「はじめ自身が楽しくならないかな~と視点を変えた結果、たまたま全体の利益にも一致した」のではないでしょうか。
物事をよくしようとして考えた、というのもあるかもしれないけれど、公式にある通りメインの基準は「美しいか かわいいか」でつまり「自分が好きか 楽しいか」なのでは、と思います。
考えて行動してるとのことですが、考えてはいても、その判断基準がすごく自己中心的なのでは?と。自分の軸といえば聞こえはいいが、意見の言語化が苦手というだけじゃなく、(それもあるだろうけど)周囲に与える影響を(一切)考えていないんじゃないか?と、思うんですよ。制作側のキャラ設定もそうなんじゃないかと思えてきました。(大義の前には霞む的なのかもしれんけど。しれっと優先判断してるのかもしれないけど。)
そして、その振る舞いや結果が「はじめ、すごいじゃん。いいじゃん」とも、「何なの、この子 気に障る」とも取れるギリギリのところで描かれている・・・と思います。
よりややこしくしている原因に、はじめちゃんの行動及び結果について周り(Gチーム)がなあなあで済ませている点が考えられます。本当に、これがなんとも・・・。
パニックになったり、怒ったり、叱ったり注意したり(?)はするけど、具体的な処罰はないし具体的な「悪化」などはわからないわけですわ。
どうにも他人事で、怒る根拠も薄く「ふーん、じゃあ別にいいじゃん」というのを見ていて感じてしまうw
はじめのしていることが(結果がまだわからない事象も含めて)「正しい」ように感じるのはこれも原因かなと。はじめは前例やルールを破ってはいるけど、Gチームの対応も、どっちもどっちなんだよね。
「守る必要のあったことなのか?」がぼかされている、むしろ必要ないかのように描かれている。そして起こした結果のデメリットは描かれない。
だから「はじめちゃんカコイイ 周り固くてカコワルイ」という意見が(ネットで)出てくるんだろうな。
劇中でも明確には理由が描かれなかったり、「それは確かにわからないんだけど」となるけど、伝統やルールってそれなりに守るべき(何となくでも)理由があると思うんだよね・・・。
そんなはじめちゃんの言動のモヤッを、なんとなく出てきた順に書いていく。
長いので以下は続きから。
【MESSへの対応】
攻撃している中から「こりゃなんか違うぞ」と踏みとどまったのは思考が柔軟で、結果もよかった。
しかし、じゃああれで清音の言うとおり実際は危ないんだとしたらどうだったのか。
「なんか違う」程度であまり根拠がないのに周りに説明することなく突っ走っているのである。冒頭で叱られても説明しようとすることなく、フルシカト。ODに「逃がしちゃったんだって~?」と言われてようやく「なんかあれは~出会ってないって言うか~」って説明らしきことを言う。(そしてそこからの熱い清音批判…w)
うまくいくいったなら、迅速で発想の転換によってあげられた成果で褒められる。
でもうまくいかなければ、無鉄砲・無計画に突っ込んだことによって損害を得た、となってしまう。
まあこれはそんなに気にならないというか、うまくいくこともあるんだなーくらいに思ってたんだけども。
【電車のシーン】
お年寄りに席を譲らないと憤慨する清音をなだめる。みんな疲れているかも、理由があるかもと。視野広くて思いやりもありそうな感じ。
これでまたうまいのが、1話で清音が譲りましょうと言った相手はマスクをしていて体調不良そうだったことを、視聴者は気付いているのだ。
だからはじめの発言は「そうだそうだ!清音頭かたいぞ!」となりやすい。
しかし、(2話ではその譲らない人ってのはいっぱいいるし、)
なんというか「疲れてるから」がまかり通るなら座ってる人誰も席譲らなくないか?とか
そのカップルの寝方は体調悪そうには見えないねとか
事実ラストで遅くまで階段でいちゃついてカッツェに巻き込まれるから多分譲らない理由になるほどは疲れていない・・・とか、理由があってもお年寄りが座れないことは不変だぞ、とか。
ちょこちょこ引っかかる要素がある。
意地悪に読むと、「はじめちゃんが座ってる立場だったときに、『僕疲れてるから』で譲らなかったことがあるのでは」とかそんな風に読むことも一応できるw
恐らくここでは「清音がいちいち目くじら立てるなあ、もっと気楽に行けよ」的な・・・んじゃないかな。清音不憫。
そして、同じ3話で例の【車の激走】のくだり。
清音の言うとおり、「理由があっても危ない」し、「理由があるからといって激走していいわけではない」し、
「そもそも理由があるのか」「理由があったとしてその速度に見合うだけの理由なのか」、、といった具合に色々と反論が浮かぶのだが、
「そう考えたほうが(自分が)楽しい(=気がラク)」なのは実際そうなのである。自分や誰かが怪我した(実害があった)わけでもないし。
特にこの場面では理由を実際に検証することなく、「理由あるならしょうがないやって思えるでしょ」と、それだけ。「実際のことはどうでもいい、そういうことにしよう」と。そりゃ、楽だよ。
う~ん。
楽なんだけど、自己中心的で、モラルもへったくれもありゃしない。
モラルにひっぱられてカリカリすんな、といえばそれまでなんだけども。
人ひいてないのラッキーなんじゃないの、あれは・・・w
【牛乳騒動】
プラスには、「活発に動けてすごい」「ギャラックスやっぱすごいな」「頭の固い人たちの妨害もうまくよけるんだね」といった感じかな。
でも、囮(先生に怒られる役回り)は自分ではなく清音にやらせる。しかも怒られてる姿お茶目だったとか、悪びれる様子一切なし。
そもそもの対応策自体が「やり過ぎ」の趣がある。
ゲーム感覚だし、それで何かあったら君ら責任取る気あるの?と これは別の話か。
さらに、そうやってギャラックスのミッションだかゲームだかに乗っておいて、
清音が「そういうのすごいんだな、影響力でかいんだな」
というと「そうでもないっすよ。電波や電池きれたら終わりっす。振り回されちゃダメっすね」ときた。
自分の基準でその取捨選択はしてるのかもしれないし、電池きれてイライラ~~~とかそんな風になっちゃだめだよ、って意味ではあるんだろう。
ただ、あんだけはしゃいでコラージュオフやギャラックスの利点をとくと演説し、勧誘した相手である清音に
「大したことないっすよ(意訳)」の発言はどうなんだw
「影響力は大きいし、便利ですよ。でも、~~~」ならわかるんだけども。言い方の問題?
おめーもめちゃくちゃいっぱい使ってんだろ!!!とw 振り回しすぎだよw
どうにも自分の都合で発言してるな、という印象。
『僕はデメリットわかってうまく使ってるっすけどね~』っちゅーことですか。
なんというか、ずるいなあ・・・というのが正直な感想w
そのうまく使ってるかの判断はセルフだよね~・・・みたいな・・・w
そんでもって、牛乳騒動で清音を囮にすべく説得する時に車の話を「それと一緒っす」って持ち出す。
清音の言う「何か理由があったかもって、それはお前の勝手な想像だろ」
って本当にその通りなんですよね。
でもはじめは「今は実際に理由があるっす!」と。
これは脚本的にわざとなの? 論点のすり替えというかなんか「車の話関係ないだろw」感がぷんぷんしてうつうつします・・・。
理由があるからなんなんだよ・・・そしてさりげなく「車は実際に理由があった」方向に持って行ってるんじゃないッスよ・・・。それは気の持ち様の話じゃなかったのかいな・・・。違本気だったのか。理由・事情があれば激走していいのか?ってなるぞ・・・。
【最新6話】
「顔を出したのは目を見て話したかったからで、それは大事なことで、あの時あの場所じゃなきゃいけないと思ったから」
「はずみでやるほど無責任じゃないよ」
ってはじめは言うんだけど、
じゃあその「その時じゃなきゃいけなかった理由」は何か、というのは語られない(清音も追及しない)。
というか、変身して突っ込んだのにすぐに変身を解く理由がよくわからないし、5話ラストで大丈夫っすかーって突っ込んでおいて、その続きである6話冒頭では興味はもう累に向いてる、というのも非常にザラっとします。
大丈夫っすか~は累に対してか、そうか。(??)
身体が勝手に動いて変身したヒーローだったはずなんだけど、人を助けてるのはうつつと丈です。なんだこれ。
(脚本のミスかと疑うくらいの繋がらなさだけど、はじめの性格を表しているのかもしれない)
しかもそうやって正体・素性を明かしたのに累に去られるという結末。清音に担がれてなお「どうしてどうして~どうしてっすか~~~」だし。
興味のあることしか見えてない。
あの場で話す必要があったって言っても、、、話せてないじゃん!!!!!!と、まあ結果論なんだけど突っ込まざるを得ない。顔出したことで直接話すことにつながったけど、それも結局累は本心じゃない(厚化粧)だし。
それに、「あの時でなければいけなかった理由」がも明かされないので、理由があったとしてそれが「正体は秘密」ということと天秤にかけて、勝つものなのかというのは当然明かされないんですよ。
(メタ的に言っちゃえば「明かさないと話進まないよねw」なんだけどもw)
自分の中の都合だけで「僕は必要だと思ったからしたんです」なんですよね。
まあ正体が秘密の理由もいまいちはっきりしないんで(比較できないから)どっちもどっちといえばそうなんですが。
隠密活動なんだからそりゃ駄目だろうとか他にも理由の候補はいくつか思い浮かぶけど、ここもまたうまいというか判断のわからないところ。
そして、正体・ガッチャマンが実在することがばれても、
マスコミや一般周囲は盛り上がるけれどもアジトがばれてそこに突撃されたわけでもないし、「ガッチャマン」に具体的な声が直接来たわけでもないし、あくまで現時点での実害があるとすれば当人であるはじめに対して「周りが群がる」とかそのくらいなんですよ。(もちろん、エフェクトかけるとはいえ今後に色々支障が出る可能性もある)
そして当人はそんなの「あまり気にならない」んだから、
「明かすなって言われたけど必要だと思ったからばらすッス!!」で問題ないっちゃない。
アジトで「前代未聞だ!大問題だ!」って怒られても「へーそうなんすか?」ですよ。
清音に「監視だ」って言われても「大変っすね~」で済むわけだ。
そしてこの「大変っすね~」が非常に他人事かつイヤミで憎たらしいwww ふつう言わないww
周りの心配とか、全然関係ないのですよね、この子。
本当に柔軟で周りのことも考えていたら、もう少し違う態度があるんじゃないかと思うんだけど、
「何が悪いのかわかんないなあ~」「ぼく(の中の基準では)悪くないっす」なんでしょうか。2話では言語化が苦手なだけ(「なんか違うんすよ~」の言葉のとおり)かな?と思っていたんだけど、ちょっと怪しい。苦手にしたって、努力はできるはずだし。説明しようとして・・・るのかなあ。
違う視点で考えたり、疑問を提示することはとてもいい主人公だと思うんだけれども。
それも与えられた役割の中でも「自分がやりたい・気になる・納得できない部分」についてなのかもなあ。
ヒーローらしい行動も、自分がやりたい範囲でやってるのかも。
それが「『優しいから・人のためにやっている』に見えるだけ」なのでは?と思えてきました。「嫌だし怖いけど、世のため人のため」ではないんじゃないの、と。
また、累について「裏はあると思うけど、それもきっと何かワケが」と。
その理由とやらが何なら許されて、何なら許されないのだろう。
理由のあるなしも大事かもしれないけれど、理由の中身と物事との関係も大事なはずなんですけども。
前にも述べましたが、「悪意」遭遇した時にはじめちゃんがどうするのか気になります。
【マスコミからの逃走】
うつつちゃんの「胡散臭い」に対して招待を飲んだのは、虎穴に入らずんば的なのだろうとして(好意的解釈)、
「うわ~面白そう~」「楽しいっす!!」
にはちょっと同意しかねたっす。ゲームにはゲーム対応、なのかな(良い風に捉えすぎか?w)。
==
ギャラックスについては胡散臭さはにじみ出ているのに「ミッションコンプリートできなかったらどうなるか」や「ミッションコンプリートしたせいで起きた不利益、実害」が全く描かれていないし、
はじめについては(多少もやりとするけど)いかにも彼女が「すべてお見通しで正しい」ように見えるし、
彼女なりの考えで起こした行動によるデメリットや実害を被らせたり「失敗」となるようなことが全く描かれていない。
失敗かと思える「ガッチャマンがバレたこと」は微妙なライン。先にも述べたとおり、実害はなんだかんだで、はじめに対してくらいなので。
まあ、うつつや清音にも影響はあるし、このままかもわからないけど。
もっとあからさまな、例えばはじめが勝手な行動したせいで誰か大怪我したとか・・・。
悪意まみれの火種を「まあまあ 理由あるかも」で放置した結果、大惨事になったとか・・・。
今後、あるのかな。カッツェいるしあるんだろうな。いや、どうなるかわからんけど。
そして、そんな「自分に責任がある失敗・他者への損害」をやらかしたときが描かれたとして、はじめちゃんがどうするかも気になります。
描かれるのかな~?
悪しざまに描くことはせず、このキャラはこういう状況でこういう言動をしますよ、というのをひたすら見せて、それをどう判断するかは視聴者各々次第なのかな(ツイッターか何かでそんな意見を見かけました)。
共感できる人できない人を見つけてね、っていうメッセージだったし、ありうる。
制作側はわざとこう、どっちとも取れるように描いているのかな。
実は自己中です、だったのが仮に明るみに出たとしたら、その時 今のはじめちゃんを支持する視聴者はどんな反応するんだろう・・・w
「はじめはたぶん嫌われる」と監督が言っていたらしいこと、一方で「世界を救うのは女の子で、それはこういう子かな、と思ってはじめを描いた」と述べていたこと。
このあたりも気になります。
EDのはじめちゃんが歌っているはずの歌詞が暗いのも気になるな・・・。これで「実は本人に暗い内面があって・・」だとなんか許せちゃうような気がして、それはそれで面白くないっすな。どうなることやら。
あまり期待すると外れたときのショックが大きいので ほどほどにしておきますが。
そんなの毎回のように言ってますが!!!くそー!
枝葉かもしれないことを考えるってのも切ないな。色々書いたけどはじめちゃん嫌いじゃないよ!!
あと、6話はOP前のうつつちゃんと丈さんがとてもよかった。そんで清音がすごく好きな感じでした。柔軟でありつつ軸・芯を持っている感じで。
累と会話するはじめちゃんの眼や振る舞い、怖かったな・・・。
「ふ~ん、そうくるんだ~。へ~え?」と言いたげな?笑ってない眼と、、横顔!!意味ありげなカットですこと!!!w
長々書いたけどこの辺で。私の気にする点が脱線してる気がしなくもないんだけど、この作品の本筋っていったいなんなんでしょうか・・・・wヒーローの在り方かなw それはもう展開のままに任せよう・・・w
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マンガは結構読むけれども置き場に困り始める。少年・青年に、少女マンガもぼちぼち。
「プリンセスチュチュ」は名作。
アニメは中村健治作品や小さいころに見ていた作品が好きです。
ホームページでは自作の小説を載せています(停滞)。